儀式としての記録

自由の魔女エル

Profile

2005年佐渡ヶ島出身。古くから受け継がれてきた「魔術」を現代で実践するためのパフォーマンス(儀式)、インスタレーション、コンクリートポエトリーなどを制作。都市を新しい自然環境として捉え、『現代の現代人による現代人のための魔術の儀式』などを提案している。

箒を持ち上野公園を歩く自由の魔女エル
Ueno Park, 2025

どうも あの木がよんでいる
水面のように 瞳の 絨毛を。
ヒラヒラ ふらふり じいっと。
彼らの こちらを踊らせて
誘惑している。

だから、きっと 宿は見えない。
きらきらきら ゆらゆらゆら
チカチカと
僕らの手からもすり抜けて
あっちいこ、こっちいこ
時に暴かく、光を解いて。

海に水が流れるように、
大手町には海が宿る。
大手町は海であった。
紛れもない大海原だった。